はじめまして。今回担当させていていただく、S.A.L.国際局の尾嶋翔一です。
今回は僕が、トップ絵No.5について解説させていただきます!
5:コンゴ民主共和国 ゴリラの殺害

2007年8月4日 コンゴ ヴィルンガ国立公園
DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2位 撮影:ブレント・スタートン
コンゴ民主共和国のヴィルンガ国立公園で、射殺されたマウンテンゴリラを運び出す地元住民とレンジャー部隊。
皆さんはこの写真をみてどのように感じたでしょうか?
マウンテンゴリラは、現在ヴィルンガに300頭弱、ウガンダの隣接地域に380等弱の、合計680頭しか残っておらず、世界の中で絶滅がもっとも危惧される動物の一種です。
では、なぜ絶滅の危機にあるマウンテンゴリラが射殺されるという事件が起こっているのでしょうか。
原因は2つ考えられています。
一つ目は、反政府武装勢力が食糧のために虐殺を行っているというもの。
二つ目は、ヴィルンガ国立公園で違法に木炭を生産するのに、ゴリラの保護活動が邪魔なために虐殺を行っているというもの。
僕は、両者とも人間の利己的な動機によるものであると感じました。
しかし、長期にわたり紛争の続いているコンゴ民主共和国においては、木炭の需要が年々増加し、反武装勢力の問題も、解決はまだまだ遠く解決は難しいようです。
この写真から、絶滅の危機にあるマウンテンゴリラ、さらにはコンゴ民主共和国の実情について関心を持っていただければ幸いです。
さて、内容的に暗い文章になってしまいましたが、今回も前回に引き続き、クイズを出題したいと思います!
今回の写真が撮られたヴィルンガ国立公園は、その重要性から様々な登録がなされています。では、以下の4つのうち、ヴィルンガ国立公園が登録されていないのはどれでしょう?
A.世界遺産
B.危険遺産
C.ワシントン条約
D.ラムサール条約


