世界が変わり続ける中で繰り返される戦争と悲劇や絶望。
決して忘れてはならない未来への希望や夢。
最前線のフォトジャーナリストたちが命をかけた写真を通して真実を訴え続ける、
「横浜国際フォトジャーナリズム・フェスティバル」に参加下さい。


DAYS JAPAN
シリア:シリアのイラク難民
クラウス・ボ・クリステンセン

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★フェスティバル終了のお礼★

お陰さまで、フェスティバルは無事終了致しました。
沢山のご来場、本当に有難うございました。
また次回、皆様とお目にかかれる事を楽しみにしております。


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2009年10月17日

Smile Photo終了しました^^!

こんにちは、イベント局の森香梨子です。

9/30から横浜赤レンガ倉庫で開催されていた、Smile Photo〜僕たち、カメラマン〜が、
10/11をもって、無事終了致しました!


この12日間での来場者数は、約2400人、募金は20,527円を集める事が出来ました!!
来場してくださった皆様、本当にありがとうございました^^!
すまふぉと3.JPG

今回開催したSmile Photoは、S.A.Lが3月から取り組んできたFocus on Myself(詳しい企画内容は、8月25日のブログをご覧下さい)というプロジェクトの成果を、初めて外部発表する場でした。


日本とカンボジアの子供達が撮影した写真から、ありのままの子供達の姿を感じてもらいたい
そして、カンボジアという国に興味を持ち、カンボジア、または国際問題について考えるきっかけ作りをしたい。


そのような思いからこの写真展は始まりました。



実際この12日間で1400人ものお客様に私達の写真展を見て頂く事ができ、

小学生からおじいさんおばあさんまで、本当に幅広い年代の方々が、足を運んで下さいました。

すまふぉと2.JPG


お客さんの中には、123枚という多数の展示にも関わらず、
一時間以上もかけて一枚一枚の写真とキャプションをじっくりと読んで下さった方

私達の活動に興味を持ち、質問をしてきて下さった方などが多くいました。

すまふぉと1.JPG


また来場者の方々に自分の大切なものと、生活の中でつらい事をカードに書いてもらうコーナーを作ったところ、こんなに沢山の、皆さんの想いが集まりました!!

あいらぶ2.JPG


しかも当初用意していたコルクボードでは間に合わず、追加で発注するという嬉しいハプニングもありました。

ご協力下さった皆様、本当にありがとうございました^^!
この写真展が、カンボジアや日本の子供たち、もしくは自分の事について考え、 そして何かしらの一歩を踏み出すきっかけになれていたら、本当に嬉しく思います^^




最後になりましたが、今回私がSmile Photo のPCを担当したことで感じた個人的な感想を、書かせて頂きたいと思います。




今回の写真展の開催は、S.A.Lにとってまたと無いチャンスであり、また大きな不安でもありました。


創立からわずか1年たらずで、DAYS JAPANさんと共同で写真展を行えるという幸運!

その反面、若いサークルであるが故に経験もノウハウもなく、このように大きな会場での写真展開催は、初めての試みでした。


初めから終わりまで全てが分からないことだらけで、準備は常に手探り状態でした。


私個人としても、人の上に立ち、プロジェクトを引っ張っていく事の難しさを心の底から感じました。




しかし、写真展の設営に関しては、DAYSJAPANさんが丁寧に相談にのって下さり、

やるべきことが沢山あり、パンクしそうになった時には、S.A.Lのメンバー達が支えてくれ、 沢山の人達の協力乗り切ることが出来ました。


未熟なPCで、失敗も沢山しましたが、思い切って挑戦してみて本当に良かったと思っています。


皆さんも、この写真展を見て、何かしら感じたことがあると思います。
それを是非、次は行動に移してみてほしいと思います。

最初の一歩は勇気が必要でも、 一歩踏み出してみれば、
そして精一杯頑張れば、案外何でもなんとかなるものかもしれません。




文字にすると月並みですが、そんな事を心から感じた、私の赤レンガ日記でした。




次は代官山での写真展開催が控えています。

Focus on Myselfの全ての集大成となる、
smilephoto〜Last Stage〜を開催します!

詳細はまたすぐに、お知らせ出来ると思います。


今回のsmilephoto〜僕たち、カメラマン〜よりもさらに良い写真展に出来るよう、S.A.L一同、すでに準備の真っ最中です!



こんなS.A.Lを、これかもどうぞよろしくお願い致します^^!!
posted by photofes2009 at 01:53| Comment(0) | S.A.L. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月11日

【第9回】トップ画解説「9:9:南アジア 働かされる子どもたち」

南アジア。

9:南アジア 働かされる子どもたち
南アジア 働かされる子どもたち
南アジア 働かされる子どもたち
ジャイナルは銀鍋の製造工場で働いている。今11歳の彼は3年間この工場で働いているが、午前9時から午後6時までの賃金は1か月で10ドルにしかならない。
2008年12月30日 ダッカ、バングラデシュ
Photo by G.M.B. AKASH/G.M.B.アカシュ


通常、南アジア地域協力連合(SAARC)を構成する7カ国のことを指し、総人口は約15億人を数えますが、4分の3に相当する11億8000万人以上が1日2ドル(約190円)以下での生活を強いられています。
バングラディシュ、インド、パキスタンおよびスリランカの4カ国は、かつて英領インドの一部としてイギリスの統治下にありました。残りの3カ国、ブータン、モルディブ、ネパールはいずれも、近代史上、一度も植民地化されたことがありません。それぞれが独立を勝ち取ったというプライドと、外国勢力の攻勢を水際で食い止めたというプライドを持っています。
南アジアの人々の知られざる特徴は、すさまじいほど強烈な自主独立の精神を持っていることです。(注1)

しかし、知られている悲惨な特徴もあります。
今現在、世界で2億人を超える子どもが児童労働に従事しているといわれ、ここ南アジアでも、18歳未満の子ども約6億人のうち、13%(約7800万人)がこれに該当するといわれています。(注2)また、児童労働は発展途上国だけの問題にとどまらず、先進国でも250万人の子どもが経済に従事していることが分かっています。

彼/彼女らに支払われる賃金も、とても正当といえるものではありません。
写真のジャイナル少年は今11歳。3年間、銀鍋の製造工場で働いていますが、午前9時から午後6時までの賃金は1か月で10ドルにしかなりません。
他の例を挙げても、インドにおいて綿生産に従事する子どもに支払われる賃金は、一日あたり約18ルピー(40米セント)です。これは市場において成人女性よりも33%、成人男性よりも55%少ない金額です。(注3)

そもそも児童労働とは、
「原則15歳未満の子どもが、大人のように働く労働」
「18歳未満の子どもが行う最悪な形態の労働」
(注3)
と定義され、ここでいう最悪な形態の労働とは、
・人身取引、債務奴隷、強制的な子ども兵士、その他の強制労働
・買春・ポルノ、麻薬の製造・密売などの不正な活動
・子どもの健康・安全・道徳を害し、心身の健全な成長を妨げる危険で有害な労働
(ILO182号条約)
を指します。

児童労働における働き手側の一番の原因は貧困ですが、細かく見ていくと、親、子どもに対する教育の欠如だけでなく、その地域の労働慣行や家庭の問題なども挙げられます。
しかし、南アジアやその他途上国側だけの原因が、こうした現状をつくりあげているのでしょうか。当然違います。
働き手側の原因をつくった、別の原因があるはずです。

そのひとつに、多国籍企業が「より安価で従順な労働力」と「環境配慮や税金支払いをしなくてもよい国」を欲し、途上国の子どもたちを現地で働かせるといった原因が挙げられます。

そしてまた、先進国が作り上げた貧困メカニズムが挙げられるかも知れません。
それを簡単に解説すると、以下のとおりです。
経済構造を先に牛耳った先進国の有償ヒモ付き援助やIMF.・世界銀行の融資による債務のせいで、途上国側は国民よりも国益を優先させてさせなければなりません。
返済には外貨が必要ですから、自国民向け作物ではなく輸出作物を作らなくてはなりません。途上国は工業製品がつくれない上に知的所有権の98%は先進国が持っていますから、売り物は必然的に資源かサービスになります。しかし、30~41品目の資源を100カ国以上の途上国が競争して売るため、結果市場では値崩れが起きて思うように利益が上がらず借金が返せなくなります。(注4)

こうして途上国は債務漬けになり、福祉・教育・医療に回すはずのお金を借金返済に回された途上国の国民は、劣悪な環境下での生活を強いられてしまいます。このような状況も、児童労働を促進するひとつの原因といえるかもしれません。
それとも、多額の債務を受け入れてしまった、各途上国における歴史上の独裁政権が原因なのでしょうか。

いずれにせよ、2007年における南アジアの債務残高は2400億ドルでした。(注5)
元本だけならとっくに返済を終えていますが、金利部分が永遠に増え続けているのです。


このような世界の現状を前にして、いったい僕たちには何ができるのでしょうか。
ひょっとしたら、何もできないのかもしれない。
そもそも、何が正解なのかもわからない。
それでも、何もしないことだけは不正解な気がする。僕はそう思っています。

僕たちS.A.Lは、学生による国際協力を目指し活動していきます。
こうした情報発信を通じてひとりでも多くの方々に国際問題を伝え、読む前には思ってもみなかった「何か」を感じとっていただけたら、と思います。

今までご愛読いただきありがとうございました。


国際局2年 鈴木雄飛

注1 RIETI HPより抜粋
注2 世界子供白書2008
注3 ILO HPより抜粋
注4 図書「世界の貧困をいかに解決できるか」より
注5 CADTM、債務・貧困・格差に関するデータ2009
posted by kota at 03:37| Comment(0) | S.A.L. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【第8回】トップ画解説「8:カンボジアユニセフの貯水タンク」

こんにちは。前回のクイズの答えはDでした。

今回は、S.A.L.国際局員の城野亜衣子が、8回目となるトップ画解説を担当させていただきます★


8:カンボジアユニセフの貯水タンク
カンボジアユニセフの貯水タンク
学生団体S.A.L.のFocus on myselfプロジェクトにて。
カンボジア,バサックスラムの子どもが撮影した「たいせつなもの」



「あなたにとって大切なものの写真を撮ってください。」そう言われた時、あなたは何を写真に写すでしょうか。

私たちは、今年の3月と9月に、カンボジアのバサックスラムで子供にインスタントカメラを配り、テーマに沿った写真を自由に撮ってもらいました。この写真は、一人の子供の「大切なもの」を表す写真です。自分たちの生活に欠かせないものとして、貯水タンクを写してくれました。

 「世界水会議(本部フランス)の研究チームが、2004年に世界147か国の水資源や水環境の国際比較を行ったところ、カンボジアはアジアの最下位だったという。」(郵貯「ウイズ・ユラ・ラブ」2005年冬の号より)

インフラが整っていないカンボジアでは、電気・ガス・水道が通っていない地域が多くあります。そのため、数キロ離れた池に水を汲みに行ったり、水瓶に雨水を溜めたり、人力で浅い井戸を掘ったりして生活用水を得ています。この、目で見ても茶色いとはっきりわかる不衛生な飲料水のため、感染症(細菌、ウイルス、寄生虫性)で死亡する人たちが大勢います。

 この現状を改善するため、日本やその他多くの国の支援団体が、井戸や貯水タンクの設置や、衛生知識の普及活動に取り組んでいます。この写真の貯水タンクも、ユニセフの支援よって建設されたものです。「大切なもの」として、衛生タンクや水がめの写真を撮った子は他にもいました。しかし、殆ど雨が降らない乾季には、ため池も水がめも空っぽになります。地下水がヒ素に汚染されている地域もあります。


 発展途上国と呼ばれるカンボジア。国民全員が水道なしで暮らしているわけではありません。都市部ではお金を出して水道を引く家もあります。都市部のホテルでは、水道から安全な水が出る上、毎日ペットボトルに入ったミネラルウォーターが補給されます。

しかし発展していると言えるのは、全24州中ごく一部の地域に限定されます。郊外や過疎地では、時間が止まっている状況が続いています。このギャップこそが、私がカンボジアを訪れて最も驚いたことでした。このホテルの水が農村部に届けられたら、人々の負担がどれほど減るだろう。どれほどの人の命を救えるのだろう。現地の人には、そんなことを言い始めたらきりがないと言われましたが、初めて訪れたカンボジアで違和感を覚えた私はそう感じずにはいられませんでした。


カンボジアは、本当に多くの問題を抱えています。教育の遅れが国の発展を阻害しているとも言えますが、健康な体なくしては教育も受けられません。電気・ガス・水道・・・。インフラ整備に優先順位をつけることはできませんが、生命に関わる水問題は早期の解決が望まれる、と私は考えます。
posted by kota at 03:29| Comment(0) | S.A.L. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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